regenerative

MOO&PLANTの
こだわり

自然を守るために

私たちは、牛乳や乳製品を消費しています。
しかし、その生産現場の環境問題に思いを馳せることはほとんどありません。
北海道では、産業廃棄物の第1位が畜産からのふん尿です。 1頭あたり1日約60キロのふん尿は、大地や河川を汚染する大きな問題となっています。
「北海道の自然を守りたい」という思いから、環境に優しい液肥の製造プラントが造られました。しかしどんなに液肥を製造出来るようになっても、日々大量に発生するふん尿を酪農地域だけで消費するには限界があります。

サスティナブルな肥料

私たちは、この液肥を有機農家さんや一般の人たちが使えるようにするにはどうしたらいいか、と考えました。室内や庭の園芸、家庭菜園などで使えるようになれば、循環の輪がつながります。
そのためには、誰もが安全で安心して使える液肥でなければいけません。
私たちは、化学物質を一切添加しない微生物だけの独自の発酵法で、3年以上の年月をかけることを選びました。
手間ひまをかけてじっくりと熟成することで、匂わない良質な液体堆肥「MOO&PLANT」ができます。

多様な生命をつなぐ

3年以上の発酵・熟成をすることで、微生物は再生・循環を繰り返し、ワインや味噌、醤油のように、様々な有用成分を作り出します。
MOO&PLANTは、昔ながらのたい肥のように微生物の力を借りて時間をかけなければ得られない自然の恵みが濃縮されています。土の中の微生物にとってのエサにもなり、土を自然の状態へと再生していきます。

こうして微生物による豊かな土壌がうまれることで、いきいきと育つ植物は生命力にあふれ、私達にも自然の豊かな力を分けてくれます。
MOO&PLANTは、土を豊かにしながら多様な生命をつないでいく液肥です。

食育と植育

健全な作物とそれが育つ土壌の環境は、子どもたちの食の未来を守ることにつながります。化学肥料のなかった時代、豊かな大地から生まれた作物は栄養豊富で美味しく、作る人々も作物の声を聞きながら自然とともに育てていました。

自然環境と人間を分けるのではなく、切り分けられない一つの世界として子どもたちに伝えていくことを大切に思っています。